途中でドラグ調整しながら上げてくると上のハリからキンメがいた。型はまずまずで刺し身でもおいしいサイズだ。中乗りさんがタモを構えてくれるので安心して仕掛けごと船に上げた。数えると13匹。最初の投入でこの数が釣れると安心モードだ。船中3~16匹のキンメが釣れた。
明るくならないうちに次を投入したいので、魚を締めるのは投入が終わった後。2投目は一気にアタリが少なくなって3匹。明るくなり潮もクリアなのでキンメの食いが一気に落ちたのだろう。3投目はオマツリしてしまったが3匹追加した。
同船者も本命キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)
大物がかかるがバラす
船中のアタリが少ないのでアコウダイの釣りとなり場所を移動した。移動先も潮はあまり動いておらず、カケサガリを2回流し、船中キンメは数匹上がったがアコウダイは姿を見せなかった。
時間的に最後の投入となり、今度は深めの580mとのこと。底までオモリを落とすと、かなり余計に出ている。カケアガリなのでイトふけを取って仕掛けを上げていくと、サオ先に微妙なアコウのようなアタリ。それも複数あり、1匹は大きなアタリだ。
大型を期待するが途中で根に掛かってしまった。なんとか外れないかとイトを張り気味にしているとフッと抜けたが、先ほどの大型の暴れがなくなってしまった。恐らく口切れしたのだろう。
良型アコウをキャッチ
合図があり巻き上げると、サオ先には微妙な重さがあり何匹かはアコウが付いているはず。海面に近くなると仕掛けが前にたなびきアコウの華が咲いたよう。海面の華を数えていく。取り込んだのは7つの華。最後の流しでこれはうれしい。久しぶりに良いサイズのアコウをゲットして納竿時間となった。
釣果はキンメダイ19匹、カサゴ3匹、アコウダイ7匹。大型クーラーはほぼ満タンで、気分良く休みの最終日を過ごすことができた。
アコウダイをキャッチ!(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)