ジョン・デュラン 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)が、アストン・ビラ(イングランド1部)に所属するコロンビア代表FWジョン・デュラン(20)の獲得に興味を示しているようだ。

 母国のエンビガドでプロキャリアをスタートさせたデュランは、シカゴ・ファイヤー(アメリカ)でのプレーを経て、2023年1月にビラへ加入。フィジカルや空中戦の強さ、推進力あるプレーを武器に昨季はプレミアリーグ23試合で5ゴールを記録した。

 そして、今季はここまでリーグ戦5試合で4ゴールと昨季に迫るゴール数をすでに記録しているデュランに対して、スペイン『アス』によれば、違いを生み出せる若くて有望な選手を探しているバルセロナが関心を持っているという。

 すでにバルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏はデュラン陣営と最初のコンタクトをとった模様。ただ、今のところなんの問題も解決しておらず、ビラも今夏にチェルシー(イングランド1部)からの関心も浮上していたコロンビア代表FWを簡単に放出するつもりはないようだ。

 それでも、バルセロナの関心は本物であり、デュランがビッグクラブへの移籍に意欲を持っていることから今後数ヶ月以内に動きを強めることもありうるとのこと。ハンジ・フリック新監督のもとで、今季のラ・リーガ6試合6ゴールと絶好調のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが36歳とキャリア終盤に入っているなかで、その後継者としてバルセロナは新たなストライカーを迎え入れるのだろうか。