2021年夏、イングランド1部のアーセナルはイタリア1部のボローニャから日本代表DF冨安健洋を獲得するために1780万ポンド(約36億4,978万円)の移籍金を支払った。それ以来、冨安は貴重な選手であることを証明し、全コンペティションで合計50試合に先発、33試合に交代出場し活躍してきた。
しかし、冨安は夏に負った膝の負傷のせいで、2024/25シーズンはまだ一度も出場していない。数日から数週間のうちに復帰する可能性も指摘されているが、アーセナルのミケル・アルテタ監督がすぐに彼をトップチームに復帰させる用意があるかどうかは未定だ。
サッカーメディア『CaughtOffside』によると、アーセナルとアルテタ監督はすでに冨安への適切なオファーを受け入れるという決断に達しているという。2025年の1月に入札があれば冨安を放出する可能性もなくはないが、夏の退団の可能性の方が高いと報じられている。
そこで気になるのは、誰が冨安に興味を持つだろうか?ということだ。セリエAでの活躍でプレミアリーグへの移籍を勝ち取るほどの印象を残した冨安には、再びイタリアのクラブが注目しているといわれている。イタリア1部の4クラブ(インテル、ユベントス、ミラン、ナポリ)は、冨安にセリエA復帰の機会を与えたいと考えているといわれている。
冨安の契約は2026年までで1年延長のオプション付きだが、アーセナルが契約延長に踏み切る可能性はますます低くなっているようだ。