鎌田大地 写真:Getty Images

 スポーツ用品メーカー「Mizuno ( ミズノ)」は、日本代表MF鎌田大地(クリスタル・パレス)の古巣ラツィオと、オフィシャルサプライヤーのパートナーシップ契約を結んでいることで話題に。9月にはブラジル1部CRフラメンゴ所属の元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(ガビゴル)との契約を公式発表しているが、ブラジル1部所属クラブとのパートナーシップ提携も目指しているという。

 ガビゴルは9月15日にインスタグラムで日本の日の丸や日本語を投稿。Jリーグ移籍の可能性を指摘する声が挙がっていたが、21日にミズノ社との契約締結を公式発表。同社のブラジル担当者も「彼にはスポーツを超えたDNAが宿っている。彼とスポーツ、音楽、ファッションの結びつきが強いことは、スポンサー契約のきっかけのひとつだ」とした上で、契約期間が6年であることを明かしている。

 元ブラジル代表ストライカーとの契約で注目を集めているミズノ社だが、ブラジルメディア『terra』は24日に「ミズノはブラジル1部所属クラブとの契約を計画している」とリポート。すでに複数クラブと交渉に当たっているほか、2026シーズンからの複数年契約を結ぶ可能性があるというが、交渉に当たっているクラブ名は明らかになっていないという。

 一方でガビゴルの去就を巡っては、ブラジル紙『O DIA』が17日に「彼はフラメンゴと契約更新をしない予定」と報道。2024シーズン限りで契約満了により退団する可能性にくわえて、日本やサウジアラビア国内クラブからのオファーもあわせて伝えている。

 選手サイドとクラブ幹部の関係悪化も取りざたされているが、ミズノ社はガビゴルとの契約締結にあたって「フラメンゴでの将来について問題視しなかった。中長期のビジョンを踏まえたものだ」と、同選手の去就が障害にならなかったという。