ブラジル1部CRフラメンゴに所属する元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(ガビゴル)について、Jリーグやサウジアラビアなどを含め複数のオファーが届いていることを、9月17日以降に複数の地元メディアが報じている。
ブラジル『Bolavip』が23日付で報じたところによると、フラメンゴはガビゴルと契約が切れる年末に新たな契約を結ぶことを望んでいるようだ。さらに、同選手が既にヨーロッパからのオファーを拒否したことも伝えられており、元セレソン(ブラジル代表)のストライカーが2025シーズンにプレーするクラブは現時点では未定だとされている。
Jリーグクラブからオファーがあるとされているガビゴルは、今月21日に日本のスポーツメーカー「ミズノ」と契約したことを発表。『CNN Brazil』によると、ミズノとの契約は6年間でスパイクの開発など様々な契約を交わしたとのこと。そうした背景もあり、日本行きが近づいているのではないかという声も挙がっているが、現時点ではまだ去就は不透明だ。
現在28歳のガビゴルは2013年にサントスの下部組織からトップチームに昇格し、同年5月のフラメンゴ戦で17歳でプロデビュー。2016年8月にはイタリア1部のインテル・ミラノへ完全移籍するも、2017年にポルトガル1部のベンフィカにローン移籍する。
その後、古巣のサントスを経て2019年1月にフラメンゴにローンで加入し、翌2020年に同クラブへ完全移籍した。2016年にはロンドンオリンピックのU-23ブラジル代表のメンバーとして、大会の全試合に出場し、2ゴールを記録。優勝に貢献している。同年にブラジルのA代表メンバーにも選出されていた。