クリスティアーノ 写真:Getty Images

 かつて栃木SC、ヴァンフォーレ甲府、柏レイソル、V・ファーレン長崎に在籍していたブラジル人FWクリスティアーノは、2024年夏にブラジル国内移籍。新天地でのパフォーマンスが凄まじいと、現地で反響を呼んでいる。

 現在37歳の同選手は、2012年12月にオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクから栃木へ移籍。来日1年目の2013シーズンからJ2リーグで16ゴールと結果を残すと、その後は甲府、柏でプレー。2016シーズン途中に柏へ復帰すると、同クラブでおよそ5年半にわたり絶対的ストライカーとして活躍していた。

 そして2021シーズン終了後に柏から長崎へ完全移籍すると、長崎加入1年目にJ2リーグ36試合の出場で6ゴールをマーク。ただ翌2023シーズンに外国人枠の関係で出場機会が限られると、同シーズン途中で期限付き移籍により甲府へ復帰。しかし甲府でもリーグ戦13試合の出場で2ゴールという結果に終わった。

 2023シーズン限りで甲府を期限付き移籍期間満了により退団し、契約満了により長崎を去ったクリスティアーノ。2024年3月末にブラジル4部パラナ・クルーベへ加入すると、公式戦11試合の出場で4ゴール1アシストをマーク。ベテラン選手としてチームを引っ張り、パラナ州選手権優勝の立役者となった。

 パラナ・クルーベで充実の日々を過ごしていたクリスティアーノだが、8月にブラジル4部AAポルトゥゲーザへ移籍。デビュー戦で1ゴール1アシストを挙げると、その後はコパ・パウリスタ(ブラジル国内カップ戦)のノックアウトステージで全試合に出場し、3ゴールを奪っている。

 ブラジルメディア『Futebol Interior』が24日に伝えたところによると、クリスティアーノは同コンペティションのノックアウトステージにおける得点ランキングで首位に。チームもベスト4まで勝ち上がっていることから、得点王のタイトルを獲得する可能性が高いという。