自分の価値観で生きよう「出したものは返ってくるという言葉があります。こちらから無視をしたり、相手を傷つけたり、嫌な気持ちにさせたりする方法で縁を切ると、それは自分返ってきますので、お勧めしません。できる限り相手が自然に離れていくような方法を取りましょう」(同)
人間関係に無理が生じると、自由に生きられなくなります。「嫌われてもいい」という気持ちも大切です。「不必要に人に合わせない」「自分と向き合う」「自分の価値観をつくることが大切」なのです。人の顔色ばかりをうかがうことに意味はありません。
人間関係に無理をしない選択をすれば、自分自身に意識が向かいます。それを深めることで自分を理解し価値観が構築されていくでしょう。価値観が明確になれば、他人との価値観に境界線を引くことができ、他人の目が気にならなくなります。
社会において大切なことは人間関係でバランスをとることです。他人の目を気にするというくだらない感情のために、やりたいことができなくなるのは愚の骨頂です。人生は楽しまなくてはいけません。もっと楽しく、自分本位に生きてゆきましょう。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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