ロイク・バデ 写真:Getty Images

 リバプール(イングランド1部)が、セビージャ(スペイン1部)に所属するフランス代表DFロイク・バデ(24)の獲得に興味を持っているようだ。

 母国のル・アーブルでプロキャリアをスタートさせたバデは、ランスやレンヌでのプレーを経て、2022年12月にセビージャへレンタルで加入。翌シーズンから完全移籍に切り替わると、対人プレーの強さやノルドアップ能力の高さを武器に昨季は公式戦33試合に出場していた。

 今月にはデビューこそ叶わなかったものの、フランス代表にも初招集されたバデに関して、スペイン『アス』によれば、日本代表DF伊藤洋輝が退団したシュツットガルト(ドイツ1部)が移籍金2000万ユーロ(約31億9000万円)のオファーを提示していたという。しかし、同選手がこのオファーを拒否していたようだ。

 また、移籍市場閉幕間近にはローマ(イタリア1部)からもシュツットガルトと同じ額のオファーが届いていたというが、後釜を探す時間がなかったことからセビーヒャが拒否していたという。その後、セビージャは今夏に開催されたパリ五輪でオーバーエイジ枠として出場したバデと2029年夏までの新契約を結んいる。

 そのなかで、現在33歳であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの後継者を探しているリバプールがその候補として関心を示している模様。また、同選手には6000万ユーロ(約95億7000万円)の契約解除金が存在しているようだ。