前節連勝がストップしたサンフレッチェ広島は横浜F・マリノスと対戦。前半から互いにゴールを奪い合う激しい展開となった。結果2つの失点はあったものの、今節DF荒木隼人の貢献は大きなものがあったと言えよう。前線のターゲットにポストプレーを許さない対応力や空中戦の強さで後半は追加点を許さなかった。残念ながらゴールネットを揺らしたシーンはオフサイドとなったが、大いに存在感を放ち首位返り咲きを果たす勝利を呼び込む原動力となった。

  • 最終スコア:6-2
  • 前節からの順位変動:広島(2位→1位)、横浜FM(7位→9位)

岡村大八 写真:Getty Images

DF:岡村大八(北海道コンサドーレ札幌)

前節は連勝を止められた北海道コンサドーレ札幌。降格圏脱出のためにも再び連勝の流れを掴むべく、第31節は首位町田ゼルビアのホームへと乗り込んだ。連敗の許されない状況の中、DF岡村大八が鬼気迫るプレーを数多く披露した。相手の前線に簡単にはボールを収めさせない対応やトラップ際を狙ったボール奪取、突破に対しても落ち着いた対応を見せるなど最後まで町田の攻撃をせき止め、首位からの勝ち点獲得に貢献した。

  • 最終スコア:0-0
  • 前節からの順位変動:札幌(19位→19位)、町田(1位→2位)

高宇洋 写真:Getty Images

MF:高宇洋(FC東京)

浦和レッズを相手に2-0と快勝を収めた第31節のFC東京。6月以来となる連勝に大きく貢献したのがMF高宇洋だ。周囲との連携で細かいパス回しに絡んでチャンスメイクを図り、的確なポジショニングでボールを引き出しては持ち前の視野の広さを活かし展開力を発揮するなど大いに存在感を発揮。浦和を相手にシーズンダブルを決める立役者となった。

山田楓喜 写真:Getty Images

MF:山田楓喜(東京ヴェルディ)