「お姉ちゃんとのおやつはカップヌードルと決まってた 仲良くいつも半分こ(22歳女性)」「大学の部室で誰かが食べると食べたい気持ちも匂いで伝染(18歳男性)」……カップヌードル(日清食品株式会社)をめぐる思い出がデザインされた限定パッケージが登場しました。
これらのパッケージに描かれた言葉は、カップヌードルをめぐる懐かしい思い出や、印象深いエピソードを全国の消費者に調査。10代から80代までのファンから寄せられたという計1,560件のエピソードから選ばれています。
日清食品株式会社は、厳選した100の思い出を「エモい出」と名付けています。
誰かと一緒に食べる傾向が強い
お湯を注ぐだけで調理できるという簡便性から“孤食”のイメージが強いカップヌードル。
同社は、生成AI分析で寄せられたエピソードの傾向をテゴリー毎に分類したところ、「家族や友人との思い出(18%)」が最も多く集まったといいます。
続いて、「勉強・受験・仕事の思い出(14%)」、「学生時代の思い出(12%)」ということから、誰かと一緒にいるときに食べた思い出が印象に残っていることがわかります。
年代ごとの特徴は?
1971年9月18日に発売されたというカップヌードルをめぐって寄せられたエピソードは、世代ごとに異なる特徴があるそうです。
生まれたときからカップヌードルが日常にある10~20代は、「カプヌ日常世代」。この世代は、勉強や部活動などの生活の一部として定着。好みのフレーバーへの思い入れが強く、アレンジを楽しむ傾向が読み取れたといいます。
カップヌードルと共に成長してきた30~50代は、「カプヌ伴走世代」だといい、青春時代に食べたことを懐かしむエピソードや、仕事に追われたときにそばにいる存在として親しみを持っていることがわかったと伝えられています。
エピソードの分析を重ねていくと、スキーブームやキャンプブームなどにともなって食シーンが多様化。発売されて以降に起こったブームや出来事と関連性が示されているといいます。