浦和レッズ前監督のペア・マティアス・ヘグモ氏に、スウェーデン1部BKヘッケン復帰の可能性が浮上。教え子であるスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンはマチェイ・スコルジャ現監督のもとでもスタメン起用されているが、再びヘグモ監督とタッグを組む可能性も否定できない。
2023年までヘグモ監督のもと、ヘッケンでプレーしていたグスタフソン。2023シーズン終了後にヘッケンから浦和へ完全移籍すると、来日1年目の今季はヘグモ監督が退任するまでリーグ戦19試合の出場で2ゴール2アシストをマークしていた。
そんななか、恩師であるヘグモ氏は8月27日に浦和の監督を解任。1か月近くフリーの身であるが、スウェーデン紙『エクスプレッセン』は9月23日に「ヘッケンはポール・アルネ・ヨハンセン監督を解任。後任にヘグモ氏をリストアップする可能性がある」とリポート。マルティン・エリクソンSD(スポーツディレクター)も、ヘグモ氏再招聘の可能性を否定しなかったという。
一方でグスタフソンはヘグモ監督の解任数日前に、古巣ヘッケンの公式インタビューで「僕とヘグモ監督は、今も密接に協力し合う関係を続けているし、そうした関係は以前よりも強くなっている。お互いにメリットがあるよ。ヘグモ監督の存在は、日本での挑戦において安心感を与えてくれる」と、指揮官に対する特別な思いを明かしていた。
スウェーデン国内では、グスタフソンのヘッケン復帰報道が飛んでいない。しかしスコルジャ監督就任後もスタメン出場が続いているとはいえ、後ろ盾を失った格好であるだけに、ヘグモ氏の去就次第で古巣復帰を視野に入れる可能性も考えられる。