本格オフローダーのジープ・ラングラー・アンリミテッドをベースとした特別仕様車の「ラングラー・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ」が日本上陸。前席頭上に手動開閉式のソフトトップ「フリップトップ」を特別装備。ボディカラーにはラングラーとして初採用となる深みのあるピンクの「トゥスカデロP/C」を設定。販売台数は400台限定
Stellantisジャパンは2024年9月12日、本格オフローダーのジープ・ラングラー・アンリミテッドに特別仕様車の「ラングラー・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ(Wrangler Limited Edition with Sunrider Flip Top for Hardtop)」をラインアップし、9月21日に発売すると発表した。
車種展開および販売台数は以下の通り。
ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ(ボディカラー:トゥスカデロP/C):819万円(販売台数72台)
ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ(ボディカラー:アールC/C):819万円(販売台数128台)
ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ(ボディカラー:トゥスカデロP/C):909万円(販売台数126台)
ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ(ボディカラー:アールC/C):909万円(販売台数74台)
今回の特別仕様車は、4ドアモデルのジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツおよびルビコンをベースに、前席頭上に手動開閉式のソフトトップ「フリップトップ」を配備したことがトピックだ。フリップトップは手動での開閉が可能な幌型のトップで、オープンルーフの開放感を気軽に楽しめる点が特徴。また、標準のハードトップへの付け替えも可能で、用途やドライブシーンに合わせて使い分けることができる優れモノである。
一方、ブラック基調のインテリアにはフロントおよびリアのエアコンダクト部分に「Jeep Duckイラスト入りエアコンダクトプレート」を特別装備。Jeep DuckはカナダのJeepオーナーがきっかけでアメリカ全土に流行したムーブメントで、Jeepを見つけたらメッセージを付けたアヒルをJeepの車上に置き、置かれたオーナーは「JeepをDuckされた!(You’ve been Ducked!)」と喜びを表現して、他のオーナーにそれを受け渡すようアヒルを置いていくという、Jeepオーナーならではの楽しいコミュニケーションを展開している。
ボディカラーはスポーツとルビコンともに、ラングラーとして初採用となる深みのあるピンクの「トゥスカデロP/C」と、人気のライトブルーの「アールC/C」という2色を設定。パワートレインは通常モデルと共通の1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(272ps/400Nm)+電子制御8速ATを搭載し、駆動機構はスポーツがセレクトラックフルタイム4×4システム、ルビコンがロックトラックフルタイム4×4システムを採用している。
文・ 大貫直次郎/提供元・CAR and DRIVER
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