湿度が20%変われば、体感温度は約4℃変わる
また、ダイキン工業がサーモグラフィを使って実証実験を行なったところ、湿度の変化によって被験者の皮膚温度、そして快適さにも顕著な変化が見られました。
温度28℃/湿度85%の環境で皮膚温度の上昇を確認した後、温度は変えずに湿度を60%に減少させると、12名中10名の手部や顔部の皮膚温度が顕著に低下しました。
主観的感覚では、湿度の低下に伴い、快適性が向上する傾向が確認されました。
同実験を監修した横浜国立大学教授田中英登先生によれば「湿度が20%変われば、体感温度は約4℃変わる」と言われているのだとか。
この実験のように可視化されると、改めて湿度の影響力が実感できますね! 熱中症予防上でももちろん、オンタイムの集中力、作業効率アップにも欠かせない重要な指標だと再認識しました。