カステロ・ルケバ 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)が、ライプツィヒ(ドイツ1部)に所属するフランス代表DFカステロ・ルケバ(21)の獲得に興味を持っているようだ。

 オリンピック・リヨン下部組織出身のルケバは2021年夏にトップチーム昇格を果たすと、2023年夏にライプツィヒへ完全移籍。対人守備の強さと高い足元の技術を活かしたビルドアップ能力を武器に昨季は公式戦41試合に出場して1ゴールを記録すると、今夏に開催されたパリオリンピックでは母国の準優勝に貢献していた。

 スペイン『マルカ』によれば、マドリードは急いではいないものの、新たセンターバックを探しており、ルケバをリストアップしている模様。19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリードとライプツィヒの試合にスカウトを派遣したという。

 フランス代表として1キャップを刻むルケバの市場価値は4000万ユーロ(約64億2000万円)に見積もられているとのこと。今後も同選手の分析を続けていくようだが、大金を投じて獲得した元ベルギー代表MFエデン・アザールがパッとしなかったことから有望株を補強する政策は継続していくようだ。

 なお、マドリードはオーストリア代表DFダビド・アラバが長期離脱中。昨季は長期離脱していたブラジル代表DFエデル・ミリトンとドイツ代表DFアントニオ・リュディガーがレギュラーとして活躍しているが、その控えは本職ではないフランス代表MFオーレリアン・チュアメニやスペイン代表DFダニエル・カルバハルで補っている。