ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は、9月22日に行われたプレミアリーグ第5節のノッティンガム・フォレスト戦でフル出場。ノーゴールに終わったなか、チームメイトの連係プレーで問題を抱えている可能性があるという。
問題視されているのは、2-2で迎えた87分のシーン。敵陣左サイドに張っていたFWジョアン・ペドロにボールが渡ると、三笘は左サイドのペナルティエリア付近に流れる。オフサイドラインにかかるかギリギリだと判断したのか、ペドロは三笘にパスを出さず、自ら縦へドリブルを仕掛けたが、相手選手の対応に遭い、ボールはゴールラインを割った。
この一戦でも、三笘が2点目の起点となるフリーキックを獲得するなど、攻撃面で好パフォーマンスを発揮していただけに、現地のファン・サポーターからは「ペドロはなぜ三笘にパスを出さないんだ!」「三笘にボールを預けた方が良かった」「三笘がオフサイドラインにかかるまでにパスを出すべきだった」などと、ペドロに対する批判が噴出。「三笘がペドロに対してどう思っているのか心配だ」「三笘はこれからも頑張ってほしい」と、日本人アタッカーに対する励ましのメッセージを見受けられている。
三笘は開幕からリーグ戦全5試合でスタメン出場。ファビアン・ヒュルツェラー新監督のもとでも不動のレギュラーとしてチームを支えているほか、9月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で日本代表に復帰したことでも注目を集めていた。
なおブライトンはノッティンガム戦で2-2のドローに終わっている。28日に強敵チェルシーとの一戦を控えるなか、三笘とペドロによる連係プレーの改善が求められそうだ。