ヤレク・ガシオロフスキ 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)が、バレンシア(同1部)に所属するU-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロフスキ(19)の獲得に興味を持っているようだ。

 昨季限りでスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが契約満了に伴い退団し、オーストリア代表DFダビド・アラバが離脱中のマドリード。今夏に新たなセンターバックの補強をしなかったなかで、直近のシュツットガルト(ドイツ1部)戦ではスペイン代表DFダニエル・カルバハルがスクランブル起用されていた。

 スペイン『アス』によれば、マドリードは11月に復帰予定のアラバと守備の大黒柱であるドイツ代表DFが30歳を超えていることから将来有望な選手を獲得したいと考えており、移籍市場で急いで選手を獲得する方針はないようだ。

 その候補として、インテル(イタリア1部)やザルツブルク(オーストリア1部)も目を光らせているガシオロフスキに注目している模様。ただ、契約解除金が4500万ユーロ(約70億3000万円)に設定されている同選手はトップチームでの出場が20試合以上を超えると自動的に2027年夏まで契約延長になるほかに、マドリードとバレンシアのクラブ関係は良好ではないようだ。

 バレンシア下部組織出身のガシオロフスキは2023年10月にトップチームデビュー。190cmの恵まれた体躯た左利きのセンターバックで今季はここまでラ・リーガ2試合に出場しており、今夏に開催されたU-19欧州選手権では主力として優勝に貢献した。