トランプ前政権はF16戦闘機売却や台湾への閣僚派遣を決めるなど、親台湾政策をとりました。これらはポンペオ国務長官、ポッティンジャー大統領副補佐官ら対中強硬派が主導しました。トランプ氏も容認していましたが、対中通商交渉に悪影響が及びそうになると、待ったをかけたこともあるそうです。
— 秋田浩之(日本経済新聞)Hiroyuki Akita (Nikkei, Commentator) (@Hiroakitanikkei) July 24, 2024
また、退任後のポンペオ氏は台湾を度々訪問しており、中国から厳しい抗議を受けています。
ポンペオ前国務長官が台湾再訪
台湾の中央通信社(CNA)の報道によると、米国のマイク・ポンペオ前国務長官は、火曜日に高雄で開催されるビジネスフォーラムへの出席のため、月曜日の夜、台湾に到着しました。
ポンペオ氏は今年3月に台湾を訪問しており、今回の訪問は今年2回目にな ります。 pic.twitter.com/heI4p5suU0
— NFSCニュース (@tomatokun419) September 29, 2022
台湾と国交断絶してからの米国は、有事の際に台湾を防衛することを曖昧にすることで、中国と台湾が自制的に行動することを促してきました。
しかし、中台関係の微妙なバランスを混乱させかねないポンペオ氏の言動に対し、識者は批判的です。
ポンペオの台湾に関する台湾は中国の一部ではない発言だが前後を読んでも、よく理解できない。
もしかして彼は、一つの中国政策だけでなく、中国の一つの中国原則も分かってないのでは。。後者は平和的解決を約束したことはないが、彼はそう主張しているように見える。 SYwrzsYuWQ
— Ryo Sahashi / 佐橋亮 (@ryo384_ir) November 13, 2020