KVコルトレイク(ベルギー1部)に所属するMF金子拓郎(27)の第1子が11月に誕生する予定であると現地メディア『Het Nieuwsblad』が報じた。
現在、金子は単身でドイツに滞在しており、妊娠中の妻は日本で生活しているという。出産数か月後にはベルギーで一緒に暮らす予定のようだ。
金子は日本大学を卒業後、2020年より北海道コンサドーレ札幌へ入団。初年度からすぐさまチームの主力に定着し公式戦153試合に出場、26ゴール14アシストをマークしている。右ウィングを主戦場としており、細かいタッチや緩急をうまく使ったドリブルで相手を抜き去り多くの選手を翻弄。Jリーグ屈指のドリブラーとして活躍した。
その技術が海外でも認められ、2023/24シーズンにクロアチアのディナモ・ザグレブへレンタル移籍を果たすと、リーグ戦28試合2得点5アシストをマークした。さらにUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では8試合2得点1アシストと爪痕を残している。
今年6月30日、期間満了に伴いザグレブを退団。その後、コルトレイクに完全移籍で加入した。現在、同クラブにはDF藤井陽也(元名古屋グランパス)や札幌時代にチームメートだったMF高嶺朋樹(元柏レイソル)が所属しており、先日のベルギーリーグ第7節クルブ・ブラッヘ戦では金子と高嶺の“元札幌コンビ”がスタメン出場を果たしている。