グローバルな認知度向上キャンペーンでは､クラシックなブランド価値を電動モビリティという切り口で解釈
バイエルンのプレミアム・カー・メーカーであるBMWは､｢BMW i4｣｢BMW i5｣｢BMW i7｣｢BMW iX1｣｢BMW iX2｣｢BMW iX3｣｢BMW iX｣で構成される幅広い完全電気自動車にスポットライトを当てるため、綿密に計画されたブランド・キャンペーンを展開している。
このマルチ・チャンネル・キャンペーンは、BMWブランドと永遠に結びついてきた価値、すなわち卓越したダイナミクス、革新的なテクノロジー、紛れもないデザイン、最高のドライビング・コンフォートに焦点を当てている。
このグローバル・キャンペーンは、主にビデオ・フォーマットに依拠している。キャンペーン開始の中心となるのは30秒のテレビCMで、このCMはブランドのソーシャルメディア・チャンネル(特にYouTubeとInstagram)で展開され、ペイド・メディアの助けを借りて各市場でも放映された。
このCMは、BMWの歴史をめぐるテンポの速い旅を通じて、BMWの「魂」と個性を発見するよう視聴者を誘うものである。
モーター・レースでの勝利から、BMWブランドの特徴的なデザイン言語と専門知識、革新のための古くからの才能を経て、電動モビリティへの変革に至るまで。BMWが誕生して以来、ドライビングの歓びはBMWと切っても切れない関係にあり、このCMは、BMWのオール・エレクトリック・モデルを通じて、その歓びを表現している。
米国のシンガー、ベンソン・ブーンのヒット・シングル「Beautiful Things」を使用することで、CMのエモーショナルさをさらに高めている。この曲はSpotifyだけで13億ストリーミングを突破し、ソーシャルメディア・プラットフォームTikTokでも数か月間トレンド・サウンドとなっている。
感情を揺さぶるヒーロー・フィルムには、ほかにもさまざまな資産が付随している。たとえば、ブランドのコアコンピタンスであるパフォーマンス、ヘリテージ、イノベーション、モータースポーツ、コミュニティに焦点を当てた5つのリールが制作された。
さらに、さまざまな完全電動モデルに関する感動的なソーシャル・メディア・ストーリーを伝えるリールも追加され、マルチチャンネル・キャンペーンを締めくくった。
「このエモーショナルなキャンペーンによって、私たちはBMWブランドのユニークな魂を讃えることができます。結局のところ、お客様はBMWの真髄を体現しており、BMWのすべてのモデルで純粋なドライビング・プレジャーを体験していただいているのです」と述べている。
映像コンテンツだけでなく、40点弱の写真アセットのセレクションでは、時間帯や場所を変えながら、自然環境の中で完全な電気自動車が素晴らしい効果を発揮している様子を紹介している。温かみのある色彩とマイルドで誇張されたコントラストでモチーフを豊かにする雰囲気のある照明が、画像に親しみやすさをもたらしている。
BMW i7のツートン・ペイント仕上げなど、各モデルの特別な特徴がリアルに描写されている。電動ドライビングの純粋な楽しさを強調する数多くの個別画像とともに、BMW i4、BMW i5、BMW i7、BMW iX1、BMW iX2、BMW iX3、BMW iXのさまざまなコンフィギュレーションを撮影したパック・ショットが、BMWが関連するセグメントで提供する車両の豊かな多様性を際立たせている。
文・CARSMEET web編集部／提供元・CARSMEET WEB
【関連記事】
・【比較試乗】「フォルクスワーゲン TロックTDI Style Design Package vs TDI Sport vs TDI R-Line」アナタならどのT-ROCを選ぶ？
・「キャデラック XT4」ジャーマンスリーをロックオン！ プレミアムコンパクトSUVの大本命！【試乗記】
・【インタビュー】このプロジェクトを通して日本のモータースポーツをもっと元気にしたい！「ARTAプロジェクトプロデューサー・鈴木 亜久里」
・【国内試乗】「ホンダ N-ONE」見た目は変わらずも中身は大幅に進化
・【国内試乗】「レクサス・ニューLS」徹底的な作りこみを施した常にイノベーションを追求するフラッグシップ
