2024明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉(現7位)は、9月21日(土)19時からフクダ電子アリーナで開催される第32節レノファ山口(現6位)との試合を目前に囲み取材を行った。
J1復帰に向けてプレーオフ圏内の6位進出を目指す千葉にとっては、山口と勝点1差の状況で迎えるこの一戦を是が非でも物にしたい。千葉の小林慶行監督は“総力戦”と位置づけた。
9月18日に行われた天皇杯準々決勝の京都サンガ戦では0-3と完敗した千葉。「もっと自分自身が目線を上げてやっていかなければ、あのレベルにチームを引き上げられないと思いました。もちろん一気に上げることで怪我人が出るとか、そのような裏表の部分があるので一気に上げることはできない。ただ、徐々にでも自分自身の中でもっと高めた絵を描かなければいけないと感じた一戦になりました」と自省した小林監督。
それでも中2日で行われる山口戦に向け次のように決意を固めている。「もちろん、ショックを受けている部分もありますが、例えばDF米倉(恒貴)やDF小川大貴がしっかりといい声でチームを盛り上げてくれているので、そのような選手たちの声が改めて重要だと感じました。しっかりとバトルし続けることが重要になりますし、あまりこのような言葉で結びたくはないですが『もう根性でしょ』と思っています」
両者にとって負けられない一戦。J1復帰に向けた“根性”をサポーターに見せたい。