1年未満の細川連立政権や3年3か月の旧民主党政権を見ても、極めて疑問であるというほかないのである。ここに、多くの国民が自民党を支持する決定的理由がある。
「劣等民族」発言はレーニン「前衛思想」が根拠ロシア革命の父とされるレーニンは、1902年の著書「何をなすべきか」(レーニン全集第5巻 大月書店)で、「少数精鋭の職業革命家が前衛として労働者階級や農民を指導しなければ社会主義革命は決して成功しない。」旨述べ、労働者階級や農民を青木氏の言う「劣等民族」として指導の対象とした。
まさに、青木氏の発言はレーニンの「前衛思想」を根拠とするものである。しかし、21世紀の自由民主主義国日本では到底許されない時代錯誤の「前衛思想」である。
青木氏は発言を撤回し謝罪すべきである。