ジュール・クンデ 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、バルセロナ(スペイン1部)に所属するフランス代表DFジュール・クンデ(25)の獲得に興味を示しているようだ。

 今夏にポルトガル代表FWペドロ・ネトやイングランド代表MFジェイドン・サンチョ、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、イングランド人MFキアナン・デューズバリー=ホールなどを補強したチェルシー。直近2年間で8億ユーロ(約1273億円)以上を投じている。

 スペイン『スポルト』によれば、チェルシーは主将であるイングランド代表DFリース・ジェームズが負傷離脱をしていることから新たな右サイドバックを探しており、クンデに照準を当てている模様。チェルシーは2022年夏にも獲得を目指していたが、その際は最終的にバルセロナ移籍を決断していたようだ。

 残留を望んでいるフランス代表DFと2027年夏まで契約を結んでいるバルセロナは財政難を抱えているものの、売却を急いでいないとのこと。チェルシーは仮に同選手の獲得に失敗した場合はバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)のオランダ代表DFジェレミー・フリンポンを代替案として考えているようだ。

 ボルドーでプロキャリアをスタートさせたクンデはセビージャで台頭すると、2022年夏にバルセロナへ移籍。対人守備の強さなどを武器に初年度からレギュラーとしてプレーし、クラブのタイトル獲得に貢献すると、昨季はラ・リーガ35試合で1ゴール3アシストを記録した。