町田ゼルビア所属のパリ五輪U23日本代表FW藤尾翔太は、9月4日に行われたYBCルヴァンカップ準々決勝のアルビレックス新潟戦で一発退場。出場停止が明ける明治安田J1リーグ第31節・北海道コンサドーレ札幌戦を前に、同選手のPK直前における水かけ行為を巡り、ネット上で再び議論が白熱している。
東京ヴェルディ戦やガンバ大阪戦での「PK水かけ行為」で注目を浴びていた藤尾。8月17日のJ1第27節ジュビロ磐田戦でも、PK獲得後にボールを抱えて給水ボトルに入っていた水をかけたが、主審からボール交換を求められ、不満をあらわに。8月23日放送の報道番組「Live News イット!」(フジテレビ系)でも特集されるなど、同選手の行動はサッカー界のみならず日本社会におけるトピックとして扱われている。
そんななか、ファン・サポーターの間ではインターネット動画配信サービス『DAZN』によるJリーグ公式戦配信の宣伝が話題に。DAZN公式Xアカウントは18日に「Jリーグはクライマックス」と題して1本の動画が投稿したが、磐田戦でボールに水をかける同選手の姿が動画冒頭でアップされている。
これには「藤尾のPK水かけが最初にくるとは…」「水かけるシーンから始まるのじわじわくる」といった声が挙がっているほか、「悪意ありすぎる」「DAZNが煽る必要はない」という批判も。サンフレッチェ広島とJ1優勝争いを繰り広げている町田に対する否定的なコメントも散見されている。
今季ここまでリーグ戦で9ゴール1アシストと結果を残し、パリ五輪の舞台にも立った藤尾。札幌戦でのスタメン出場が一部で予想されるなか、思わぬ形で再び注目を浴びている。