訪問国数29か国、移動距離14万8,000km、4年半に及ぶ大冒険の”相棒”「フィアット・デュカト」の多目的性能が頼もしい!
YouTuberのマリアンヌとクリス・フィッシャー夫妻が、友人や家族、故郷の人々に見守られながら、愛車の2005年製「フィアット・デュカト・アドリア・ツイン・コンバージョン・キャンピングカー」の”トゥルーディ”で、世界一周の驚くべき旅のゴールを迎えた。
彼らは2024年9月8日(日)に4年半に及ぶ冒険を終えた。92,000マイル(14万8,000km)を走破し、29か国の旅だった。世界中を駆け巡った彼らの活躍は、フィアット・デュカト・アドリア・ツイン・コンバージョン・キャンピングカーの際立った多目的性能のお蔭でもある。
YouTubeチャンネル「Tread the Globe」でも知られるマリアンヌとクリス・フィッシャー夫妻はトゥルーディの愛称で親しまれているフィアット・デュカトのキャンピングカーで、壮大な世界ツアーを成し遂げたばかりだ。9万マイル以上を旅し、29か国を訪れた2人は、出発から4年半後、ついにイギリス中西部シュロップシャーのテルフォードにある自宅に戻ったのだ。
2018年、マリアンヌ(56歳)とクリス(54歳)は、一連の個人的な挑戦を受けて、人生を変えるような世界中を巡る冒険に乗り出すことを決めた。マリアンヌは最近、親友の命を救うために腎臓を提供し、病院で療養中だったからだ。クリスは世界旅行を実現するのに最適なバン、2005年式のフィアット・デュカト・アドリア・ツイン・コンバージョンのキャンピングカーを見つけた。
夫妻がフィアット・デュカトのキャンピングカー”トゥルーディ”を選んだのは、マリアンヌの93歳になる父親のアドバイスによるものだった。父親はまったく同じモデルを所有しており、身長183cmのクリスがゆったりと収まる長さの横型ベッドを備えた数少ないキャンピングカーであることを知っていた。
姪のモリーが「トレッドバンのトゥルーディってかっこいい響き!」と遊び心でその名前を提案したことから、すぐにトゥルーディと呼ばれるようになったこのフィアット・デュカトは、2.3Lのガソリンエンジンを搭載し、その大きさ、燃費の良さ、山岳地帯などの困難な地形での印象的なパフォーマンスで夫妻に感銘を与えた。
旅を通して、トゥルーディは並外れた相棒であることが証明された。20年近く前のキャンピングカーにもかかわらず、アメリカのイエローストーンでの摂氏マイナス12度、インドでの摂氏47度、ジョージア州での4WDでしか走れないような不安定な山道のナビゲートなど、過酷な状況も難なくこなした。
トゥルーディの特徴的な花の装飾は、しばしば好奇心旺盛な見物人を引きつけ、多くの人が彼女をアイスクリームのバンだと勘違いしたという。しかしこの質実剛健なキャンピングカーは、国境を越え、海を越え、数え切れないほどの距離を走り、アメリカの竜巻警報や山火事から日本の地震まで、あらゆることに耐えてきたのだ。
冒険好きな夫妻は、陸路での移動が不可能な大陸から次の大陸へとキャンピングカーを輸送し、トゥルーディと合計29か国を旅した。トゥルーディは陸路で6万6,000マイル、海路で2万6,000マイルを走破した。マリアンヌとクリスは言う。「正しい精神と情熱と献身があれば、誰でも世界を旅することができます。
フィアットUKのマネージング・ディレクターであるダミアン・ダリー氏は、マリアンヌ、クリス、トゥルーディの心温まるストーリーに興奮を示した。「マリアンヌやクリスのような人たちは、誰もがチャレンジを受け入れ、一生に一度の冒険を自分たちのために作り出そうとするインスピレーションを与えてくれます。私たちのフィアット・デュカト・バンが多目的に利用でき、信頼性が高いことを証明しています」
Covid-19が流行したとき、夫妻はイスタンブール旧市街の駐車場のトゥルーディで95日間暮らしたのち、国境が閉鎖されるまでの18か月間トルコの住民となり、夫妻の当初の旅行計画は中断された。しかし、マリアンヌとクリスはトルコに惚れ込み、フィアット・デュカト・バンは、夫妻がトルコを隅々まで体験できる素晴らしい住まいとなったそうだ。
ヨーロッパ全土で100万台以上が走っているフィアット・デュカトは、40年以上にわたって生産されており、ブランドを象徴する万能車のひとつだ。
1981年からイタリアで生産されているデュカトは、レクリエーショナルビークル分野におけるヨーロッパのリーダー的存在となっており、ヨーロッパの道路を走るレクリエーショナルビークルの約75%がデュカトをベースに製造されている。
フィアット・デュカトの最新イノベーションには、新型AT8オートマチック・トランスミッションが含まれ、新型マルチジェット4.0エンジンと組み合わせることで、ドライビングの快適性と効率性の基準を設定し続けている。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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