9月19日発表のFIFAランキングで、アメリカ代表やメキシコ代表を抜いて16位に浮上した日本代表。MF三笘薫(ブライトン)、DF板倉滉(ボルシアMG)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF旗手怜央(セルティック)など川崎フロンターレ出身選手を多く擁するなか、FW宮代大聖(現ヴィッセル神戸)が元チームメイトの素顔を語っている。
川崎の下部組織時代から田中をはじめ現日本代表選手とともにプレーしていた宮代。クラブはJ1リーグ、天皇杯、YBCルヴァンカップなどのタイトルを獲得したが、自身はレノファ山口、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖への期限付き移籍。川崎再復帰の2023シーズンにリーグ戦30試合の出場で8ゴールを挙げたが、同シーズン終了後に神戸へ完全移籍している。
そんな宮代は島川俊郎氏との対談で川崎時代を回顧。対談の様子は島川氏のYouTubeチャンネルで9月8日に公開されているが、同選手は三笘の凄い部分を訊かれると、「彼は頑固だし、くそ真面目。良い意味で、自分を貫いているから、頑固が正解かな。ずっと昔から変わらない」と語った上で、2023/24シーズン終了後に三笘、旗手怜央、田中碧と食事したことも明かす。
すると島川氏は「4人で食事する時、しょうもない話するの?『俺の好きな関係』の話もするの?」と質問。これに宮代は「寮みたいな感じ(の雰囲気)」とした上で、「(三笘、田中、旗手と話す時は)全然そんな感じ。でもサッカーの話もかなりしているかも」と淡々と答えている。
今やブライトンの主力選手として活躍している三笘。プレミアリーグを代表するアタッカーに成長した背景には、周囲に左右されないほど自身の考えが確立されていることがあると考えられる。