ミラン(イタリア1部)が、昨季限りでボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)を退任したエディン・テルジッチ氏の招へいに興味を持っているようだ。
2021-22シーズンに11シーズンぶりのリーグ制覇に導いたステファノ・ピオリ監督と昨季限りで袂をわかったミラン。その後任としてローマ(イタリア1部)やリール(フランス1部)を率いていたパウロ・フォンセカ監督を2年契約で招へいした。
今夏にはアトレティコ・マドリード(スペイン1部)からスペイン代表FWアルバロ・モラタなどを補強したものの、4試合を消化した時点で1勝2分け1敗の10位に位置。直近のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では日本代表MF遠藤航が在籍するリバプールに本拠地で1-3の完敗を喫した。
ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、ミランの上層部はフォンセカ監督の解任しており、シニアアドバイザーのズラタン・イブラヒモビッチ氏はテルジッチ氏とコンタクトをとっている模様。ミランは22日にインテルとの”ミラノ・ダービー”を控えており、フォンセカ監督の続投はこの試合での勝利が絶対条件だという。
2010年夏にドルトムントのフロントに入閣したテルジッチ氏は、各年代でのアカデミーコーチや監督を務めると、ベシクタシュやウェストハム・ユナイテッドでアシスタントコーチを経験。2018年にドルトムントへ復帰すると、2020年12月には暫定コーチを務めると、テクニカルディレクターでの業務を経て、2022年夏に正式指揮指揮官に就任した。昨季はCLで準優勝に導く手腕を披露していたが、その後辞任していた。