■「中身が別ゲームに書き換えられた」
同ソフトの詳細について、桃太郎王国を運営する「株式会社エイムアントレー」に取材を打診したが、残念ながら同社からは取材を拒否されてしまった。
そこで今回は、以前別件にて「株式会社ハードオフコーポレーション」より得られた、同ソフトの詳細について紹介していきたい。
昨年11月、X上ではパッケージに「中身起動チェックしましたがジーコサッカーです」と記された、意味深な中古『ジーコサッカー』の様子が話題に。価格は880円で、今回話題となっている「ジーコサッカー3」の10分の1にも満たない。
『ジーコサッカー』にわざわざ「ジーコサッカーです」と記した経緯について、ハードオフ担当者は「同ソフトはサッカーゲームとして発売されたゲームソフトですが、当時、一部商品の中身が別のゲームに書き換えられた上で再流通する、という事案がありました」「その内容がインターネット上で話題になったこともあり、当社社員もそれを踏まえ、商品についての補足事項を記入しておりました」と説明している。
そのため、今回話題となった「ジーコサッカー3」は、「中身はタイトルに3が付く別のゲーム」の隠語である可能性が非常に高いのだ。人(ゲーム)は見かけによらぬもの…ということを、肝に銘じておきたい。