UFOといえば宇宙人の乗り物であり、彼らの技術の粋を集めたものという認識が一般的なものだろうが、近年海外ではUFO現象に宗教的な意味を見出す人が増えているようだ。UFOを天使のような存在と考える人がいる一方で、陰謀論者のバート・シブレル氏のように、「UFOは悪魔によってもたらされたもの」とするまったく逆の考えを持つ人もいる。
先日ポッドキャスト番組の『ジョー・ローガン・エクスペリエンス』に出演したシブレル氏は「悪魔のような存在がUFOを操縦しており、『人類を支配する』計画の一環として、意図的に地球外からの訪問者になりすましている」と示唆する内容の発言をして注目を集めた。
彼によれば、UFOは確かに実在するのだが宇宙から来たものではなく、悪魔的なものだという。
「聖書の創世記第6章で語られているように、堕天使が人間と交配し、ネフィリムと呼ばれる種族を作り、その種族が名声を得るようになります。 その末裔が世界の指導者たちなのです」とシブレル氏は述べた。
なお、欧米のオカルト研究者にはキリスト教の教えや聖書に従って様々なオカルト現象を解釈しようとする傾向の人もいるため、シブレル氏のような人物は少なからず存在する。
ちなみにシブレル氏は独自の見解以外にもトラブルメーカーとしても知られており、2002年にはアポロ11号の宇宙飛行士バズ・オルドリン氏を挑発して殴られ、大きなニュースになったこともある。この騒動は、シブレル氏が月面着陸の真偽についてビバリーヒルズのリュクス・ホテルの外でオルドリン氏に突撃インタビューを行い、面と向かって「泥棒、嘘つき、臆病者」とまで言ったことによるもの。オルドリン氏は自分を守るための行動だったと主張し、暴行についても告訴はされなかった。
シブレル氏の主張は興味深いものではあるが、彼がどんな人物なのか改めて把握してから判断しても良いのかもしれない。
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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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