今回は汚れのレベル別に徹底検証。ドライ路面を走行してつく砂埃による汚れと、マディ走行時につく泥汚れ、そして落としきれなかった泥シミの3つの状況で試してみます。

レベル1:砂埃による汚れ

まずは各汚れをウエアにつけていきます。砂埃の汚れは、今回手元にドライ走行をしてきたウエアがなかったため、ライドハック編集部がある事務所の裏に溜まっていた砂をかけてみました。

スコップで砂を取り、真っ白なウエアに躊躇なく乗せます。少しウエアを揺すって全体に満遍なく砂が行き渡ったら砂を落とし、疑似的ですが砂埃がついた状況を作りました。

よく見ると砂によって白い部分が薄く茶色がかっているのがわかります。

レベル2:超大敵な泥汚れ

次に泥汚れです。これは編集部が以前某モトクロスコースから採取してきた土で作った、編集部特製泥です。これをウエアにつけていきます。

モトクロスウエアとコットン素材の長袖Tシャツ、素材の違う2つのウエアに泥を塗りたくり、その実力を試していきます。

ギアウォッシュの公式ホームページでは「泥汚れは乾燥させると落ちにくくなるため、洗濯するまでに乾燥させない方が良い」というコツが書かれていたのですが、ここはあえて汚れを落としにくくしてやろう……という編集部の悪巧みにより、しっかり乾燥させました。果たして染み付いた汚れは落ち切るのでしょうか。

レベル3:こびりついた泥の染み

最後に試すのは、落としきれず蓄積した泥シミです。毎回乗車時に着用するため、完璧に落としきれずに残った汚れが色素沈着し、ウエアを買った当初と比べて段々と茶色くなっていきます。泥シミはかなり強力でなかなか落ちないため、レベル3として試してみます。

モトクロスパンツのお尻部分はシッティング時にシートと擦れ、段々と生地が薄くなってくる部分です、生地が薄くなってきたところに泥汚れがつくとシミになりやすく、特に明るい色味だと茶色が目立つようになります。