■泣いて喜んだ持ち主

約2週間が経過した頃、クックさんは知らない電話番号からの着信履歴に戸惑うように。しばらくは無視していたが気になって出てみたところ、電話の主はとある夫妻で「指輪の所有者です」と語った。

そこでビデオ通話で顔を合わせ指輪を見せたところ、夫妻は大感激。特に妻は感極まり、「信じられない気持ちです」と言い涙をこぼした。そして指輪の発見から3週間。クックさんはようやく夫妻と対面し、指輪を差し出した。