格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズ最新タイトル『ストリートファイター6』がリリースされ、久しぶりに「格ゲー漬け」の日々を送っている人も少なくないだろう。

今回は、知っておくとためになる、今日から使える格ゲー用語「詐欺飛び」についてチェックしていきたい。

■そもそも「詐欺飛び」って何だ?

相手の操作するキャラクターの「体力」を少しでも多く減らすことが重要となる格ゲーにおいて、「攻めの継続」は大切な要素。

相手のダウンを奪った後はそこから有利に選局を進めていきたいが、昇竜拳に代表される、いわゆる「無敵技」を持つキャラに対しては警戒が必要となる。

日本人の3割が「詐欺飛び」知っていたと判明 60代女性の認知率が明らかにバグってる…
(画像=『Sirabee』より引用)

その際、相手が起き上がる瞬間にジャンプ攻撃を低めに当てるように重ねるテクニックこそが「詐欺飛び」なのだ。この詐欺飛びが成立すると、相手が起き上がりに最速(リバーサル)で無敵技を出していた場合、こちら側は着地からのガードが間に合う。そして相手が何も出していなかった場合、こちらのジャンプ攻撃が相手に当たり、攻めを継続できるのだ。

多くの格ゲータイトルでは、一定の条件下で詐欺飛びを成立させるレシピが存在する一方、熟練者の中には「体感」で詐欺飛びを成立させる人物も見られ、後ろから眺めているとその様子はまさに魔法である。

もちろん詐欺飛びは決して万能でなく、相手の無敵技の発生が早いと成立せず、反撃を受けてしまう。また、ジャンプの着地硬直が長いタイトルでは、詐欺飛び自体が狙いにくいと言えるだろう。