そして時短なので、1つ1つの種目を集中して鑑賞できた。これが丸一日続くとなると、寝不足になってまでお弁当の準備をしなければならず、まだまだ日中暑い時期にブルーシートで紫外線に照らされるのでかなりの体力を消耗する。さらに1競技ごとに長丁場で、同じ種目を違う学年で何度もやるのは見ている方もなかなか辛い。加えて運動会は終わったら解散、というわけにはいかずテントを解体したり椅子を片付けたりしなければいけない。トータルでは大きな負担だった。それが時短になったのは鑑賞者としての立場でも大きく消耗せずに済むのではないだろうか。
◇
午前中だけで終わる運動会は全国的に広がりつつある。このまま完全定着すれば良いと思っている。時代やライフスタイルが変われば、それに応じて柔軟に変化すればいいだけである。社会的に一度決めたルールからなかなか変われない事が多いが、運動会については「進化」したと感じている。
■最新刊絶賛発売中!
■Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
■YouTube動画で英語学習ノウハウを配信中!
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
【関連記事】
・「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
・大人の発達障害検査をしに行った時の話
・反原発国はオーストリアに続け?
・SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
・強迫的に縁起をかついではいませんか?