ポイント4:福利厚生

どのような福利厚生があるのかは気になる条件のひとつだ。ただし、休暇制度や従業員支援制度などが充実していても、実際に利用されているかが気になるところだ。面接の際には、利用実績も確認しておくといいだろう。

ポイント5:定着率

働きやすい職場は定着率が高い。いくら条件がよかったとしても、従業員がすぐに辞めてしまう会社には、何かしらの問題がある。

とくに若手や中途入社の人がどのぐらい定着しているかは、チェックしておいたほうがいいだろう。

転職先は長い目で見て判断する

転職先を決める際には、長く働ける職場かどうかが重要な判断基準になるが、100%満足できる転職先を見つけるのはなかなか難しいだろう。何を譲れない軸と考えて、他の点はどこまで許容できるかをしっかり考えることが大切だ。

目先にとらわれず、長い目で見て転職活動をしていくようにしよう。

文・本山直樹(HR専門ライター)
ヘッドハンターや求人広告の営業職を経て独立。現在はHR領域を専門としたフリーランスのライターとして活躍中。大手HR企業のオウンドメディアや求人サイト等にて多数の執筆経験あり。