部族民の中に白人男性の姿

事件から60年以上が過ぎたこの事件だが、ここに来てなんと新たな展開が見えはじめたようだ。

YouTubeチャンネル「MrBallen」に最近投稿された動画で同氏はマクリンが撮影した大量の画像の中から実に興味深い1枚が特定されたことを指摘している。マイケルは殺害されたのではなく、部族のメンバーになった可能性があることがその画像は示唆しているというのだ。

同氏によれば、事件から40年後に別のドキュメンタリー映画制作チームがこの謎を追って調査を行っている。その時点でもまだマイケルは生きているという噂が根強く囁かれていたのだ。

チームはかつてマクリンが撮影したこれまで見過ごされてきた画像と映像を1点1点詳しく検証したのだが、その中に驚くべき映像があった。

「彼らはミルト・マクリンの未検証の映像を発見し、そのすべてを視聴し、何時間にもわたる映像の中から信じられないものを発見しました」(同氏)

食人族に食べられたロックフェラーの御曹司は生きている!? ドキュメンタリー映像に部族に仲間入りした姿が…?
(画像=画像は「YouTube」より、『TOCANA』より引用)

カヌーに乗った部族の人々をとらえた映像に白人男性の姿があったのだ。

「これらの大きな屈強な男たちの中に、ほかのアスマット族の人々とは似ていない目立つ男性がいます。彼はヒゲを生やした白人男性で、映像の質は良くなかったものの、完璧にマイケル・ロックフェラーに似ていました」(同氏)

はたしてマイケルは文明社会を捨てて彼らの一員として生きることを選んだのだろうか。今回の“発見”から行方不明後のストーリーが浮き彫りになる新たな展開が待っているのか、大いに気になるところだ。

参考:「LAD Bible」ほか

文=仲田しんじ

提供元・TOCANA

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