■娘の気持ちを尊重

男性が理由を尋ねると、娘からは「だって私はパパとママの『所有物』じゃないのよ。だから一緒に歩いて、私を彼に『あげる』なんて演出、おかしいわ」と返ってきた。

しかしながら男性は、これまで娘を「物」のように扱ってきたことは一度もなく、素晴らしい生活になるよう、父親としてベストを尽くしてきたつもりだという。

娘のそんな言葉に傷つき、一家は話し合いをすることに。だが娘の考えは変わらず、親は挙式費用を一切支払わずに、招待客だと割り切ることで合意に至った。

■「極端すぎないか」と悩み相談

ただし男性は、「娘の態度を見ていると、これまで注いできた愛情、お金、払ってきた犠牲など、すべてを無視された気分です」と嘆いている。

さらに「すでに家を出て自立しているとはいえ、周囲の人を傷つけたり無視したり、自己中心的な振る舞いをしていいわけではない」とも感じるという。

唯一の救いは、結婚式以降も親子関係が良好であること。男性は「娘は極端すぎませんか? 皆さんはどう思いますか?」と世間の人々に意見を求めた。