あまりにも巨大になりすぎてしまった赤ちゃんがインドネシアにいる。モハメド・ケンジ・アルファロくんは、その大きすぎる体のため、XXXLのおむつを着用し、衣服は父親のものを使用しているという。
貫禄たっぷりのケンジくんだがなんとまだ生後16か月、1歳4カ月というから驚きだ。体重は平均体重の約3倍にあたる約27kg。これは8歳児の平均体重に相当する。
インドネシアのバンドンリージェンシーにある彼の自宅で撮影されたビデオには、母親のピトリアさんが、彼を座らせようと苦労しながら笑っている姿が映っている。
ケンジくんが生まれたときの体重は約4.5kg。新生児の平均体重は3kgであるから、その1.5倍は確かに大きな赤ちゃんと言えるだろう。一方、ケンジくんの両親はどちらかといえば小柄で、映像にチラリと映るケンジくんのお姉ちゃんらしき子も細身だ。
これだけ大きいとオムツを入手するのも一苦労のようで、ピトリアさんによると、XXLのオムツでは小さいため、XXXLを探したが、そのサイズのオムツは店にないと言われたそうだ。ケンジくん用のオムツはなかなか見つからないため、節約のため夜しかオムツは履かせていないという。
一般的に赤ちゃんは1歳ごろになると子供は自力歩行を始めることが多いが、ケンジくんは自身の体重のせいで立ち上がることが難しいそうだ。また、大きすぎてベビーカーにも乗せられないため、移動するときはいつも両親が抱きかかえているとのこと。
ただ彼がこれほど大きくなってしまったのは「何か基礎疾患があるのではないか」とピトリアさんらは考えており、地元の病院で検査を受け、現在結果待ちだという。何事もないことを祈りたい。
ところで、インドネシアには「世界一の肥満児」と呼ばれた子供もいた。アリヤ・ペルマナ君は10歳で体重190kgを超え、その驚異的な体格でメディアの注目を浴びたが、現在は食事制限とトレーニングで110kgの減量に成功、すっかり見違えた。彼の場合は母親が大量の食べ物を与えていたことが肥満の原因だったといわれている。
参考:「Daily Mail」ほか
文=S・マスカラス(TOCANA編集部)
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提供元・TOCANA
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