セリエA所属コモの指揮官を務めているセスク・ファブレガス監督が、長年にわたって数多くのワールドクラスの選手と共にプレーしてきた自身のキャリアでお気に入りの4人のチームメイトを明かした。Jリーグのヴィッセル神戸にも在籍したMFアンドレス・イニエスタ(エミレーツ・クラブ/UAE)の名も上がっている。
現役時代、アーセナル(2003-2011)、バルセロナ(2011-2014)、チェルシー(2014-2019)、モナコ(2019-2022)といった名門クラブでプレーし、スペイン代表として2008年と2012年の欧州選手権(ユーロ)や2010年のFIFAワールドカップで優勝を経験したファブレガス監督。9月14日に公開されたYouTube番組『The Rest Is Football Podcast』に出演した際、リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)を除いたお気に入りの4人を次のように選出した。
スペイン代表として共に3つの決勝戦(ユーロ2008、W杯2010、ユーロ2012)を戦ったレアル・マドリードの英雄GKイケル・カシージャス(2020年引退)。バルセロナでの3年間、そしてスペイン代表でも数多くの試合を共にしたDFカルレス・プジョル(2015年引退)。そして神戸にも在籍したイニエスタ。アーセナルでチームメイトだったFWティエリ・アンリ(2014年引退)。
イニエスタについては「キャリアの中で数多くの偉大なミッドフィールダーと共にプレーしたが、その中で彼が最高の選手だと考えている。ボールをどんな悪い状況で彼に渡しても、たとえ7人に囲まれていたとしてもプレッシャーを感じることなく、常に正しい解決策を見つけてくれたのさ」と語っている。
イニエスタに2010年のW杯優勝ゴールをアシストしているファブレガス監督。40歳にして選出4人中唯一現役を続けているバルセロナのアイコンが、このリストに入ったのも当然かもしれない。