時期が早いためか群れの動きも速く、魚探に反応があっても30秒ほどでいなくなってしまう。それでも、適度に群れが通るので、ポツポツと釣れる。
1時間半ほどで80尾までは順調に釣れたものの、それ以降は群れが回ってこなくなってしまう。そこで場所移動。
次は、少し神宮側に移動した水深17mのポイント。アンカリングによって群れは散ってしまったが、すぐに次の群れがやってきてポツポツ釣れる。平均8~10cmとまずまずのサイズ。
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比較的良型が釣れる傾向
しかし、ここも1時間ほどでアタリが止まってしまう。魚探に時々反応は出るのだが、食ってこない時間が続いたので、再び場所移動。
次は、沢が流れ込む岡本沖で水深12mの場所。ここでは、群れが途切れることなくボートの下を通っていくが、ウグイもかなり釣れてくる。
型は6~12cmとバラバラだが、比較的良型が多く、コンスタントに釣れるのがいい。
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深場に本命が集まっているか
岡本沖は、水深12mほどの浅場から水深18mほどの深場まで釣れるが、浅い場所ほどウグイが食ってくるので、手返しは遅いが深場のほうがいいように思う。
12時までワカサギ釣りを楽しんで納竿。釣果は、3.5~11cmを352尾1042gだった。バッテリーを新調したのだが、電動リールとの相性が悪く、終始ストレスが溜まる釣行となった。それでも1kg超ならまずまず。
すでに、一日釣れば2kg超の釣果が出ているようなので、ワカサギはかなり湧いているようだ。群れの動きは速いが、少し待てば次の群れが入ってくる状況なので、今後が楽しみだ。
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<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年9月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。