鹿島アントラーズの2種登録選手である17歳FW徳田誉をはじめ、若手選手の活躍が目立っている明治安田J1リーグ。川崎フロンターレ所属でA代表デビューを果たしたDF高井幸大にも注目が集まるなか、国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』はJ1所属クラブを対象とした「21歳以下の選手の出場時間割合ランキング」を公表している。
CIESは9月18日、2021年9月9日から2024年9月9日までの国内リーグ戦を対象に、21歳以下の選手の出場時間を集計。クラブごとに全選手の出場時間に対して占める割合を算出している。
これによると、当該期間での出場時間割合が一番高いクラブはFC東京の10.4%。FC東京は今季途中までMF松木玖生が主力選手としてコンスタントに先発出場していたほか、パリ五輪U23日本代表GK野澤大志ブランドンも一時正守護神として活躍。MF俵積田晃太など若手選手の台頭が顕著だ。
また湘南ベルマーレが9.8%で2位にランクインしているほか、GK佐々木雅士やMF土屋巧ら有望株を擁する柏レイソルが7.3%で3位に食い込んでいる。
一方で下位に目を向けると、アビスパ福岡が0%で20位に。CIESの統計が正確なものであれば、福岡に所属する21歳以下の選手はJ1の舞台に立っていないことになる。また、北海道コンサドーレ札幌や名古屋グランパス、ヴィッセル神戸、浦和レッズも1%以下と若手選手の起用に積極的ではないようだ。
==========
1位:FC東京(10.4%)
2位:湘南ベルマーレ(9.8%)
3位:柏レイソル(7.3%)
4位:東京ヴェルディ(6.7%)
5位:アルビレックス新潟(5.8%)
6位:ジュビロ磐田(5.7%)