横浜F・マリノス所属のブラジル人FWヤン・マテウスは、9月17日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024/25シーズンの光州FC戦でベンチ入りも出番なし。海外では、同選手に対する母国クラブからの関心が報じられている。
現在26歳のマテウスは、ブラジル1部パルメイラス、ポルトガル1部エストリルなど複数クラブを渡り歩き、2022年夏にポルトガル2部降格モレイレンセから横浜FMへ完全移籍している。
その横浜FMでは、FWアンデルソン・ロペスやFWエウベルらと外国籍選手の出場枠を巡って争う中、2023シーズンにリーグ戦32試合の出場で6ゴールをマーク。今季もここまでリーグ戦26試合の出場で4ゴール7アシストと、右サイドでレギュラーに定着している。
横浜FMの攻撃陣に必要不可欠な存在であるマテウスだが、ブラジルメディア『ラジオCBN』は9月17日に「彼は来年、ECバイーアのユニフォームを着る可能性がある」とリポート。これによると、バイーアは2025シーズンに5つのコンペティションを戦う可能性があるため、前線を中心に選手層の強化を図っているとのこと。すでにマテウスの獲得を検討しているというが、選手サイドや横浜FMとの交渉の有無には触れていない。
また同メディアによると、マテウスと横浜FMの契約期間は2025年12月まで。バイーアが2024シーズン終了後に同選手を獲得するとなれば、移籍金が発生する見込み。ただブラジルメディア『terra』が2022年8月に伝えたところによると、横浜FMはモレイレンセからマテウスを獲得したことにより、移籍金300万ユーロ(当時約4億900万円)を支払った可能性があるという。
バイーアは今季ここまでリーグ戦26試合を終えて、首位のボタフォゴFRから勝ち点11差の6位と上位争いを展開。FWエヴェラウド(元鹿島アントラーズ所属)やFWラファエル・ハットン(元アルビレックス新潟所属)らを擁している。