レオン・ゴレツカ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表MFレオン・ゴレツカ(29)の獲得に興味を持っているようだ。

 2018年夏にフリートランスファーでシャルケからバイエルンに加わったゴレツカは、足元の技術に加えて正確なパスセンスを武器にクラブのブンデスリーガ制覇などに貢献。昨季は公式戦42試合に出場して6ゴール11アシストの数字を残したが、今夏には放出候補に1人に挙げられていた。

 そのなかで、迎えた今季はフラム(イングランド1部)からポルトガル代表MFジョアン・パリーニャが加入した煽りを受けて、バンサン・コンパニ新監督の信頼を掴めておらず、リーグ戦での出場は1分のみ。イギリス『サン』によれば、この状況にゴレツカは不満を持っているという。

 ユナては長期間にわたって、ゴレツカの経験値などを高く評価しているという。一方で、バイエルンはウェストハム・ユナイテッド(イングランド1部)も目を光らせている同選手が2026年夏に契約満了を迎えることから来夏に価値が下がることを理解しており、1月に買取オプションが付随したレンタル移籍で放出する可能性があるものの、高額な年俸がネックになるようだ。

 なお、バイエルンのスポーツディレクターを務めるマックス・エーベル氏は「我々は最初からとても明確なコミュニケーションを取っていた。レオンは我々が(ドイツ代表MFアレクサンダル・)パヴロビッチに頼っていること、(ドイツ代表MFヨシュア・)キミッヒが再び中盤でプレーすることを知っていただろう」と明かしている。