UFOを目撃した人が首尾よく写真や動画の撮影に成功するのはよくあることだが、中にはなんと自撮りに成功した事例も存在している。

 2011年、ブラジルのUFO研究家で作家のイーディ・メイレレス氏は奇妙な光を放つ球状の物体を目撃、UFOだけでなく自分も画面に収める形で撮影することに成功した。問題のUFOは金属光沢のある暗い色の球体で、下部に複数のオレンジ色に光るライトがあることが確認できる。

 後にメイレレス氏はSNS上に投稿した際に、チャパダ・ディアマンティーナ国立公園の人里離れた滝に向かうハイキングコースで撮影したものだと説明している。彼が掲示板サイトRedditに記した撮影当時の様子は次のとおりだ。

「車から降りて写真を撮った。はっきりと見えるUFOを撮影した時のことは何とも言えない、素晴らしいとしか言えなかった。約40分後、まだ道路を走行中、私の車の電源が切れたので私は急ブレーキをかけた。キーを回そうとしたが何の反応もなかった。 ボンネットに光が見えたので見上げると、UFOが車の上に浮かんでいた。私は車のドアを開けてその場から走って逃げた。翌日、私の車はトラクターで牽引して回収したが、電気系統がすべて焼き切れていたことが解った」

研究者が「球体UFOと自撮り」に成功、しかしその後陰謀に巻き込まれる!?=ブラジル
(画像=画像は「Edie Meireles / UFOs Bahai / Facebook」より,『TOCANA』より 引用)

 彼のUFO写真は同地域に存在するとされる軍の秘密基地との関連性も指摘されるようになり、メイレレス自身はこのUFOを目撃した結果何者かに脅迫されたり、尋問を受けたりしたという。2016年には、彼は肋骨の骨折や肺の穿孔など複数の怪我を負い、シーブラバのチャパダ地域病院に2週間近く入院する結果にもなっている。

 現状ではメイレレス氏の写真と体験談は、議論の的となっており、彼の遭遇が本物であると信じる者もいれば、すべてはデマに過ぎないと否定する者もいる。果たして彼の見たUFOは何だったのか、気になる人は画像を見て考えてみてはいかがだろうか。

提供元・TOCANA

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