ウォン・ドゥジェ 写真:Getty Images

 韓国1部・蔚山HD所属DFウォン・ドゥジェは、9月18日に行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024/25シーズン初戦の川崎フロンターレ戦でベンチ外。かつてアビスパ福岡に在籍していた同選手に、中東移籍の可能性が報じられている。

 現在27歳のウォン・ドゥジェは、2017年6月に福岡へ移籍。2017シーズンにDF冨安健洋とともに守備陣を支えるなど、およそ2年半の在籍期間でJ2リーグ通算68試合に出場し2ゴールを挙げた後、蔚山現代(現蔚山HD)に加入していた。

 その蔚山では主力選手として活躍。2023年1月から韓国国軍傘下の金泉尚武でプレーしていたが、2024年7月に兵役期間を終えて蔚山に復帰すると、復帰後は国内リーグ戦で6試合中4試合にスタメン出場している。

 川崎戦で突如ベンチ外となったウォン・ドゥジェだが、韓国紙『スポーツ朝鮮』が18日に伝えたところによると、同選手はUAE1部ホール・ファカン・クラブへの移籍が決定的とのこと。記事では韓国サッカー関係者から入手した情報として、「彼は移籍にむけての最終手続きを完了した。20日までに出国しUAEへ向かう予定だ。UAEの移籍ウィンドウは10月1日まで開いている」と綴られている。

 ホール・ファカンはFWペドロ・ジュニオール(元ヴィッセル神戸、鹿島アントラーズなど)やFWハモン・ロペス(元柏レイソル、ヴィッセル神戸)の古巣。かつてガンバ大阪でプレーしていた韓国代表DFクォン・ギョンウォンを擁するなか、2024/25シーズンのUAE1部リーグで開幕から連敗スタートとなっている。