久保建英 写真:Getty Images

 スペイン1部のレアル・ソシエダに所属する日本代表FW久保建英の、レアル・マドリード戦(9月14日0-2)後の発言が物議を醸しているようだ。

 久保はラ・リーガ第5節の同試合敗戦後に、同試合でマドリードに与えられた2つ目のPKに対してのレフェリー判定について不満を述べている。世界のサッカーニュースや分析を届けるメディア『The Trivela Effect』は、久保の「本当に腹が立っている。2つ目のPKについて説明が必要だ」との発言を伝えるも、実際はマドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールの足がソシエダのディフェンダーによって明らかに踏まれていたため「PKの判定は正当なものだ」と主張した。

 また同メディアはこの試合前に久保が、マドリードのFWロドリゴ、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWキリアン・エムバペのフロントスリーについて「全員が左ウイングでプレーしたがるためにパフォーマンスが低下している」とコメントしたことを伝えている。

 この発言に対しては「確かに久保の指摘には一理あるが、現実は今シーズンこの3人は久保よりも多くのゴールとアシストを記録しており、彼らは常に久保よりもはるかに高いレベルでプレーしている」「久保はマドリードで実績を残すことができなかったため、かつて所属していたクラブについて意見するのは不適切だ」と、一刀両断した。

 確かに今2024/25シーズンのラ・リーガでの記録で比較すると、ロドリゴは5試合出場1ゴール1アシスト、ヴィニシウスは5試合出場2ゴール1アシスト、エムバペは5試合出場3ゴール0アシストなのに対し、久保は6試合出場1ゴール0アシスト。このような指摘が起こるのも致し方ないのかもしれない。