マンチェスター・シティ(イングランド1部)に所属するスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスが、レアル・マドリード(スペイン1部)移籍を否定した。
下部組織から育ったビジャレアルでプロキャリアをスタートさせたロドリは、アトレティコ・マドリードでのプレーを経て、2091年夏にシティへ加入。ずば抜けた戦術眼や高水準なパス精度などを武器にクラブの心臓として前人未到のプレミアリーグ4連覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝などに大きく貢献してきた。
今夏に開催されたユーロ2024では大会MVPにも選出されるなど母国の優勝に寄与し、バロンドールの有力候補に挙げられているロドリには昨季限りで元ドイツ代表のトニ・クロース氏が引退したマドリードが関心を示していると、スペイン『アス』が報じていた。
しかし、2022年夏に5年契約を新たに結んだロドリは「あと3年間マンチェスター・シティとの契約が残っているし、新契約にサインした際は他のチームのことなんて考えないよ。だからマンチェスター・シティにあと3年いる。これ以上言うことはないね」とプレミア王者残留を明言した。
なお、イギリス『アスレティック』によれば、シティは115件の財務違反についてのヒアリングがスタートしており、結果次第ではマドリード移籍もあり得るとのこと。イギリス『BBC』は、違反件数が膨大なことからヒアリングは10週間におよび、それが終わり次第判決が下されるとみられており、結果は2025年初旬になる見込みとなっている。