スペイン1部のバルセロナの中盤を支えるMFフレンキー・デ・ヨングが足首の負傷から回復し、今週月曜日9月16日にチームトレーニングに部分参加したことが明らかになった。デ・ヨングは昨2023/24シーズン足首の負傷に悩まされ、9月から11月にかけて多くの試合を欠場。その後3月に再発し、残りのシーズンでの出場はレアル・マドリード戦(4月21日)での45分間のみだった。
また、デ・ヨングはオランダ代表として2024年のEUROに出場する予定だったが、大会直前に負傷のためチームから外れ今シーズンのクラブ開幕戦も欠場していた。しかし、今週のトレーニングでファン待望の復帰が確認された。完全にチーム練習に参加したわけではなく、一部のセッションにのみ参加しており、試合に復帰するにはもう少し時間が必要といわれている。
デ・ヨングの不在は、バルセロナの中盤における問題を深刻化させていた。昨シーズン終了後、MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)が退団。17歳の新星MFマイク・ベルナルも、ラ・リーガ第3節ラージョ・バジェカーノ戦で左ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負い約1年間の欠場が見込まれている。また、スペイン代表MFガビも、昨年11月に右ひざ前十字じん帯断裂および外側半月板損傷の大ケガに見舞われ、未だ出場できる状態にはなっていない。
それにもかかわらず、バルセロナはハンジ・フリック監督の元、ラ・リーガ開幕から5連勝を飾っている。デ・ヨングの復帰が進むことで、チームは安定感を取り戻して今後のリーグ戦に臨むことができるのか期待されている。