教育事業を展開するヒューマンアカデミー株式会社は、ビジネススクール「ウェールズ大学 トリニティセントデイビッド・MBAプログラム」の卒業生によるMBA説明会を2023年12月から継続的に実施しています。

9月21日(土)には、国税局に勤務後、同プログラムでMBAを取得して現在は税理士事務所を独立開業している卒業生が登壇するというセミナーをオンラインで開催。通算10回目にあたる催しだといいます。

MBA取得者の声が聴ける

日本では経営学修士と呼ばれるMBA(Master of Business Administration)。英米圏では実務経験をもつ社会人を対象としたビジネススクールで、国内では、経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位です。

「ウェールズ大学 トリニティセントデイビッド・MBAプログラム」は、英国国立ウェールズ大学トリニティセントデイビッドから認証を受けたMBAプログラムです。海外留学にかかる時間的・経済的な負担をせず、土曜日に行われるオンライン講義に参加することで仕事を続けながらMBA課程を修了できるといいます。

このプログラムを運営するヒューマンアカデミー株式会社によると、文部科学省発表の系統別在籍者数から推定した場合、日本では年間約2,500人がMBAを取得している計算になるそうです。

本イベントは、MBAの取得を検討する人やスキルアップ・キャリアチェンジを目指すビジネスパーソンが対象。プログラム卒業生の実例を交えたリアルな声を聴ける場として開催するといいます。

国家公務員からのキャリアアップ実体験を紹介

このイベントに登壇する平井信行さんは、国税局勤務後にMBAを取得し、税理士事務所を開業。さらにコンサルティング業を主とした法人を設立するなど自らのキャリアを切り拓いた経歴を持つそうです。

当日は、国家公務員としてキャリアを築いてきた平井さんが、MBAを取得しようと思ったきっかけや、その後のキャリア展開をめぐるエピソードが語られるといいます。