■確定申告書などで手続きを
ふるさと納税は、「税金の前払い」をして、届いた返礼品で得になる制度だが、大河内氏は「税金の前払いをした事実っていうのは、関係各所の役所は知らないわけです。
なので自ら手続きをしないと、確定申告書などで手続きをしないと、ただただ寄付をたくさんした人ということで、大損してしまうから気をつけましょう」と説明する。
■住民税決定通知書を確認
さらに、「自分はミスしてないんだけど、役所側がミスをするケースがあります」とも。
自治体が住民税を計算する際に、ふるさと納税を加味していない場合があるとして、住民税決定通知書の「税額控除という欄を見てください。そこに数字が入っていればふるさと納税は適正に手続きされています。もし数字が入っていなかったら、役所に問い合わせをしましょう」と呼びかける。
なお、住民税の決定通知書は会社員であれば給与明細と一緒にもらうもので、フリーランス、個人事業主の場合には自治体から送付される。いずれも6月には送付されているため、心当たりのある人は確認したほうがよさそうだ。
(文/Sirabee 編集部・けろこ)
提供元・Sirabee
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