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あおり運転の被害に遭いやすい車は「白」や「軽自動車」?

あおり運転の被害に遭いやすい車は「白」や「軽自動車」?

あおり運転をするドライバーは「自分より弱い人間しか狙わない」小心者?被害に遭いやすい車とその理由が情けなさすぎた…
(画像=©Imaging L/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

厳罰化されたにもかかわらず、いまだにそのニュースが絶えない「あおり運転」

善良なドライバーを不安にさせる悪質な犯罪行為ですが、どんな車でも同じようにあおり運転の被害を受けやすいというわけではないようです。

「白」や「シルバー」のボディカラーや、軽自動車、女性ドライバーがあおり運転の被害を受けやすいとされていますが、その理由はなぜでしょうか。

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あおり運転するドライバーは車を「格付け」する

あおり運転するドライバーは車を「格付け」する

あおり運転をするドライバーは「自分より弱い人間しか狙わない」小心者?被害に遭いやすい車とその理由が情けなさすぎた…
(画像=©健二 中村/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

白やシルバーのボディカラーは日本で人気があるため台数が多く、それが被害を受けた数につながっていると考えられるものの、ドライバーの中には車の格に優劣をつけ、自分の車よりも格下の車が前を走っているのを許せないと考える者がいるようです。

パール塗装等ではない白やシルバーのボディカラーは、標準色で選べたり営業車などにも多いボディカラーであることから、車の格に優劣をつけるドライバーはそうした車を「安い」と勝手に値踏みし、「自分の車よりも格が下の車」だと判断してあおり運転に及ぶといった理由も考えられます。

軽自動車も普通車よりも手頃な価格で販売されているモデルが多いことから、同様の理由であおり運転の被害を受けやすくなっているのかもしれません。

反対に、高級車ではあおり運転の被害を受ける頻度が一般的な車よりも少ないとされており、これはあおり運転をする者が「自分の車よりも格が上の車」が相手になることを恐れていることが考えられます。

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あおり運転するドライバーが狙うのは「喧嘩しても勝てる相手」

あおり運転するドライバーが狙うのは「喧嘩しても勝てる相手」

あおり運転をするドライバーは「自分より弱い人間しか狙わない」小心者?被害に遭いやすい車とその理由が情けなさすぎた…
(画像=©tutye /stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

あおり運転の加害者が車を降り、被害者に詰め寄るといった事例もよく見られます。加害者側は「自分が被害を受けた」という思い込みや間違った正義感から「自分の立場が強い」と勘違いを起こし、攻撃的な行為に出ると考えられます。

また、「喧嘩しても負ける気がしない」といった発言を被害者に向ける者も中にはいるようです。体力や体格等で勝てそうな相手だと判断されてしまうと、より被害を受けやすくなってしまうと言えます。

とはいえ、運転中に他の車のドライバーがどんな人なのか確認するのは、横に並んだときなどで運転席を確認しない限りは難しく、ましてや前を走っている車のドライバーがどんな人なのか後ろから確認するのはさらに困難です。

しかし、女性向けに作られた車種や、パステルカラーなどの女性に人気があるボディ色の車は、「女性が運転している」と想像されやすいため、あおり運転をしようとする者はそのような車を「腕力で勝てそうな相手が運転している」と判断してターゲットにしているという傾向も。

こうした理由から、「白」や「シルバー」のボディカラーの車、軽自動車、また女性ドライバーがあおり運転に遭いやすいと考えられます。

価格や体力・体格などから相手を「自分よりも弱い」と一方的に思い込んだうえで相手を威圧、または暴力に及ぶ「あおり運転」は、あまりにも卑劣な犯罪行為であることを、いま一度知っておくべきでしょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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