■おすすめの食べ物は…

通常、お腹の調子が優れない際は胃腸薬を服用するのがベター。花粉症による下痢の時も、市販の胃腸薬を飲むべきか尋ねたところ、「根本が花粉症の症状なので、胃腸薬では改善しません。花粉症自体の根治を目指す免疫療法をお勧めします」(前出・続木院長)という回答が寄せられた。

ただ、前出の続木院長は「アレルギー症状の緩和が期待できるもの」と前置きした上で、お腹の不調を和らげる可能性がある食べ物を挙げる。

「ヨーグルトや納豆などの発酵食品は、腸内環境を整える乳酸菌が含まれているので、免疫力をよい方向に整えることが期待できますし、イモ類に含まれるデンプンは腸内環境を整える効果があります。オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類はビタミンCが豊富で、抗酸化作用があります」(前出・続木院長)。

こうした食べ物を中心にメニューを考えてもいいかもしれない。まだまだ花粉シーズンは続くが、対策を徹底して乗り切りたいところだ。

(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人 取材協力/アルバアレルギークリニックの続木康伸院長)

提供元・Sirabee

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